工藤和彦個展 ギャラリー天心(兵庫)

期間:2018年11月1日(木)〜11月10日(土)
場所:ギャラリー天心
   〒675-1114
   兵庫県加古郡稲美町国安1134-1
   TEL 079-492-8870
   ※ 4日(日)・5日(月)は定休日
JR土山の駅から車で15分ほどの場所にある「ギャラリー天心」さんでの個展です。
オーナーの後藤さんは自らの美意識を表現するために、このギャラリーを創造されています。
その美意識の追求は徹底的で、解体された寺の古材を使って建造された建物、作り込まれた庭、茶室など、職人さん達に熱心に伝えて、納得いくまで作業してもらっているようです。

花道の探求も長年しておられていて、ギャラリー内のいけ花は後藤さん自らが行なっています。
後藤さんの影響もあって、僕自身も花道に興味を持つようになりました。
今回の展覧会では、うつわを中心に薪窯で焼いた花入や近年取り組んでいる小さい豆花入をたくさん作ってみました。
テーブルや玄関先などの身近なところに気軽に生ける花入から、緊張感の漂う床の間や座敷にも合わせられる花入が並びます。
最終日の10日に工藤が在廊いたします。
 
ギャラリー天心
〒675-1114
兵庫県加古郡稲美町国安1134-1
TEL 079-492-8870
※ 4日(日)・5日(月)は定休日

蝦夷粉引アイヌ文小壺

登り窯で焼成した小壺です。


室町時代に生産された信楽焼の檜垣文小壺から着想を得ました。

檜垣文とは、壺の肩に×印を連続的に2本の平行線の間に刻んだもので、一説にはしめ縄を表現したものだと考えられています。

 

そもそも、しめ縄は虫やネズミなどから大切な穀物を守くれる「蛇」を形どったもののようです。


いずれにしても壺に刻まれた文様には、人々の祈り、宗教的な意味合いが強く込められていることに間違いありません。

 

一方、アイヌは農耕はしていませんでした。アイヌが一番恐れていたものは伝染病だったようです。

天然痘などの伝染病が蔓延するたびに多くの命が奪われてきました。


アイヌの着衣には襟や袖口にアイヌ文様が描かれていますが、それは邪悪なものが身体に入らないようにと考えた魔除けの意味合いが強いものです。アイヌには「ニマ」と言われる木製の器がありますが、これにも魔除けの文様があります。

 

北海道の陶芸家として
壺に祈りを込めて、文様を刻む。
そうした行為が今の時代にあって、出来るのか。

 

最近、そんなことを考えています。

 

「蝦夷粉引」とは工藤和彦の造語です。

中世に朝鮮半島で発明された「粉引」の技法が、九州、西日本から北上して、、、、ながい時間と日本の歴史を辿って、ついには北海道までたどり着いたロマンを考えて命名しました。

そもそも白くないので、粉引と言ったらおかしいかもしれませんが、、、、

 

僕の中では、北海道らしい野性味のある粉引というのが理想です。

 

カレーとカレーのためのうつわ展(阪急梅田)

期間:8月29日(水)〜9月4日(火)
場所:阪急うめだ本店
〒530-8350
大阪府大阪市北区角田町8番7号
電話06-6361-1381
日〜木曜日 午前10時→午後8時
金・土曜日 午前10時→午後9時

 

 

 

北海道から沖縄まで。全国各地のカレー好きな作り手が61名。
カレーのことを想い、作り上げたうつわと道具が約7,000点超!!
過去最高の規模を誇ります。

お家の定番カレーにピッタリ、丸や楕円のカレー皿。
サラサラのスープカレーもOKな深めのカレー皿。
ドライカレーに似合う浅めのカレー皿。

らっきょうを入れたい蓋付きポット。
ピクルスを盛りたい小皿。
サラダを添えるための小鉢。

デザートに欲しいヨーグルトのカップ。
チャイにはカップ。
ラッシーにはタンブラー。
食後の珈琲ならマグカップ。

忘れちゃいけないスプーンも、
すくいやすさにこだわって。

はたまた、カレー料理のためのうつわも網羅。
カレーうどん、カレー南蛮のための丼。
カレーパンをのせるプレートも登場。
カレー好きにはたまらない!
カレーを楽しむためのうつわが大阪・梅田に大集結します。

※会期中には作品の追加・展示替えもございます。
※作品はすべて展示販売いたします。

出展作家(61名 ほか)

井上尚之(熊本)、内村宇博(愛知)、馬川祐輔(兵庫)、江口香澄(福岡)、江口誠基(福岡)、大隈美佳(神奈川)、大澤哲哉(愛知)、岡美希(大分)、 岡モータース(愛知)、奥山泉(沖縄)、加地学(北海道)、加藤祥孝(岐阜)、金澤尚宜(熊本)、栢野紀文(愛知)、喜多代京子(神奈川)、工藤和彦(北海道)、工房いろは(沖縄)、五嶋竜也(熊本)、許斐良助(熊本)、木ユウコ(熊本)、シマシマポタリ(沖縄)、白神典大(岡山)、末石昌士(熊本)、須賀文子(岐阜)、高力芳照(岡山)、田川亞希(東京)、たま木工(沖縄)、田村文宏(愛知)、寺村光輔(栃木)、遠山貴弘(佐賀)、中町いずみ(富山)、納谷俊徳(福井)、仁城逸景(岡山)、間美恵(滋賀)、八田亨(大阪)、浜坂尚子(愛知)、肥後仁美(大分)、肥後博己(大分)、日高伸治(岡山)、日高直子(岡山)、ヒヅミ峠舎(山口)、平沢崇義(熊本)、古谷浩一(滋賀)、細川敬弘(岡山)、ほりゆめこ(神奈川)、本郷里奈(福岡)、増田光(愛知)、眞弓亮司(熊本)、馬渡新平(北海道)、水垣千悦(大分)、ミヤチヤスヨ(愛知)、武者千夏子(北海道)、矢尾板克則(新潟)、八木橋昇(滋賀)、屋代剛右(岡山)、柳川謙治(栃木)、柳忠義(福岡)、山村富貴子(岡山)、山本泰三(滋賀)、山脇隆(広島)、吉田崇昭(福岡)、ジャパンポーレックス株式会社(大阪)、NAPRON(岡山)ほか。

益子焼、信楽焼、常滑焼、美濃焼、瀬戸焼、唐津焼、備前焼、小代焼、染付、三島、鉄釉、呉須釉、飴釉、粉引、掻き落とし、刷毛目、印花、象嵌、白磁、焼締、貫入、漆器、ガラス、木工、鍛造、型染などなど。
全国各地のカレー好きな作り手が、技法と素材を追求し、カレーのために技を競います。

 
阪急うめだ本店
〒530-8350
大阪府大阪市北区角田町8番7号
電話06-6361-1381
日〜木曜日 午前10時→午後8時
金・土曜日 午前10時→午後9時

 

 

工藤和彦 蝦夷のうつわ展(旭川)

期間:8月31日(金)〜10月8日(月)
場所:ウラヤマクラシテル
   〒071-8171
   北海道旭川市東山2857-46
   TEL 050-1351-3978
   金曜日から月曜日 12:00〜16:00
   ※火曜日・水曜日・木曜日は定休日

工藤和彦による個展。
北海道特有の黄砂の粘土やメノウなどの鉱物、白樺やホタテ貝などの素材、アイヌ文化、を取り入れ、様々な観点から北海道だからこそできる「蝦夷のうつわ」を探る展覧会です。
夏から秋に叙情的に変わっていく野山の草花を、大壺や様々な花器に生けますのでぜひご覧ください。

入場無料  ※ 展示品は即売しております。

ウラヤマクラシテル
〒071-8171
北海道旭川市東山2857-46
TEL 050-1351-3978
金曜日から月曜日 12:00〜16:00
※火曜日・水曜日・木曜日は定休日

 

粋人館企画『北の雅』展

期間:8月11日(土)〜 8月13日(月)
   11:00  〜 18:00
場所:粋人館
   〒0781405
   北海道上川郡愛別町本町174
   tel 01658-6-5077
   WEB 粋人館

花:角島泉 うつわ:工藤和彦  2017年粋人館にて撮影

 

旭川のお隣の愛別町の中心街にある「粋人館」は銀座のサロン・ド・慎太郎の矢部慎太郎オーナーが世界各地で目利きした“慎太郎好み”の骨董や現代作家のうつわを取り入れた割烹料理のお店です。
90年以上にもなる邸宅を温故知新の感覚で改装し、料理には安全安心の地元の食材をふんだんに使い、しかも目を疑うようなリーズナブルな価格を実現させています。
まさに矢部さんの故郷・愛別町への想いが詰まったどこを探しても見つからない料理店になっています。
この粋人館では、工藤和彦のうつわもたくさんお使いいただいています。
毎年、お盆の時期に行われる「北の雅」展は、矢部慎太郎さん監修のもとで、陶芸家 工藤和彦 雪ノ浦裕一さん フラワーアーティスト 角島泉さんによって『北海道での雅(みやび)』を探る展覧会です。
今回で3回目となり、さらにパワーアップ!矢部慎太郎さんが、日本、世界各国で集めに集めた骨董の数々を一挙に展示、販売いたします。
会期中は大変混み合いますので、粋人館でのお食事をご希望の方は早い時間帯にご来店頂くか、ご予約をお済ませの上でごゆっくりご鑑賞下さい。 工藤和彦の定番のうつわは黄粉引、白樺ホワイト、緑粉引といった作風で小皿から尺皿まで、豆鉢から大鉢まであります。 また、旭川の工藤和彦直営店『ウラヤマクラシテル』で現在開催中の「ちっちゃい花入いっぱい展」から、様々な形のものを特別選抜して展示に加えます。
会場には全日工藤が在廊しております。
暑い日が続きましたが、ようやくさわやかになってきた北海道の夏!おでかけください。お待ちしております。

 

粋人館
〒0781405
北海道上川郡愛別町本町174
tel 01658-6-5077
WEB

工藤和彦(陶)+川北成彦(吹きガラス)展(川越)

期間:7月26日(木)〜 8月5日(日)

場所:はるり銀花

       〒350-0063

       埼玉県川越市幸町7-1 

       陶舗やまわ2F

       TEL&FAX/049-224-8689

       営業時間/10:30〜18:00

     (水曜日は17:00まで)


吹きガラスの川北さんと工藤和彦との2人展になります。

会場の【はるり銀花】さんは川越の古い町並みの中にある陶器店「やまわ」2階にある知るひとぞ知る隠れ家的なお店です。


川越観光も合わせてお楽しみください。


工藤和彦 作陶展(札幌/青玄洞)

期間:7月26日(木)〜 7月31日(火)
場所:青玄洞
   札幌市中央区南2条西24丁目1-10
   tel/fax 011-621-8455

北海道の中でもうつわの専門として知られる「青玄洞」(せいげんどう)での個展です。
工藤和彦の代表的な作風である「黄粉引」(きこひき)はオーナーである太田さんが初個展の折に命名してくれました。
とても縁の深いお店での今回の個展では、近年取り組んでいる花器を中心に定番の食器の数々を揃えました。
花器においては粒子の細かい剣淵粘土に粗い砂粒をふんだんに入れて、信楽の粘土を彷彿させるような肌合いにチャレンジしています。信楽で陶芸の修行をした僕にとって、その感触は懐かしいものです。北海道のやきものを考える上でも試してみたいものでした。ぜひ、手にとってご鑑賞いただきたいものです。
定番のうつわは黄粉引、白樺ホワイト、緑粉引といった作風で小皿から尺皿まで、豆鉢から大鉢まであります。
また、旭川の工藤和彦直営店『ウラヤマクラシテル』で現在開催中の「ちっちゃい花入いっぱい展」から、様々な形のものを特別選抜して個展に加えました。
26日、27日、28日は工藤が会場におります。
気温が高い日が続きますが、それでもさわやかな北海道の夏!おでかけください。お待ちしております。

 

工藤和彦 作陶展(はこだて工芸舎)

期間:7月20日(金)〜 7月31日(火)
場所:はこだて工芸舎
   〒040-0053
   函館市末広町8-8
   tel/fax 0138-22-7706
はこだて工芸舎での展覧会では、近年挑み続けている「緑粉引7寸輪花皿」の完全習得を目標に取り組みました。
この「緑粉引7寸輪花皿」は形の成形が非常に難しく、完成品が20%ほどの超難関であるばかりか、「緑粉引」という黄粉引や白樺ホワイトなどと一緒に焼成できない種類に属しています。
しかしながら、そのフォルムと色合いを気に入ってくださるお客様も多くあるのも現状です。
「緑粉引7寸輪花皿」の成形方法を見直して、今回の展覧会のために制作したところ、なんと90%まで完成率を上げることに成功しました。
ちなみにあとの10%は凡ミスです。
この「緑粉引7寸輪花皿」で「函館名物のイカ刺し」を是非ご賞味ください。
色合いも、形も、バッチリです!
展覧会では「緑粉引7寸輪花皿」以外にももちろん様々なうつわを展示販売しています。
お手にとって、一つ一つご鑑賞ください。
25日には会場に工藤がいる予定です。
はこだて工芸舎
〒040-0053
函館市末広町8-8
tel/fax 0138-22-7706

工藤和彦 ちっちゃい花入いっぱい展(旭川)

期間:7月20日(金)〜 8月27日(月)
   ※火曜日・水曜日・木曜日は定休日
場所:ウラヤマクラシテル
   〒071-8171
   北海道旭川市東山2857-46
   TEL 050-1351-3978
   URL: http://urayama.org/

近年になって、花を生けるのがとっても楽しいです。
自然豊かなところに住んでいても、意識がなければ小さな花には目が止まりません。


花を生けることで、「小さな花」「一枚の葉」「枯れた枝」など、私たちの手の届くところにも、たくさんの素晴らしい贈り物があることに気がつかされます。
花を生けるということは「活かす」ということに繋がります。
私たちと同じように、花を活かすのには水がなくてはなりません。
当然ながら花にとって、水を蓄える花入はとても大事な物なのです。


今展では花が花入を選べるように、たくさん様々な花入を作ってみました。
色は、黄粉引、緑粉引、白樺ホワイト、焼締、黒釉などで、形も砧(きぬた)、瓶子(へいし)、鶴首(つるくび)、下蕪(しもかぶら)、中蕪(なかかぶら)、華瓶(けびょう)、瓢箪(ひょうたん)、筒(つつ)、短頸壺(たんけいこ)、長頸壺(ちょうけいこ)などなどの伝統的な形から、、、、UFO型まで、ありとあらゆる物があります。
服を選ぶように、花の気持ちになって花入を選んでみてはいかがでしょうか。
『花も自分も花入も活かす』
花を生けるということはとっても楽しいのです。


工藤和彦


入場無料  ※ 展示品は即売しております。

ウラヤマクラシテル
〒071-8171
北海道旭川市東山2857-46
TEL 050-1351-3978
※火曜日・水曜日・木曜日は定休日

 

ウラヤマクラシテル「勝水喜一展」

工藤和彦が運営するギャラリーのウラヤマクラシテル企画展

「木工」を超絶技法で探求する「勝水喜一展」

6月25日(月)までとなりました。

23日(土)24日(日)

勝水喜一さんが在廊いたします。

勝水さんと直接話しができる貴重な機会ですので、是非お越しください。

 

 

北海道東部の阿寒町に在住の木工家勝水喜一さんは、個人の作家ではコストがかかり過ぎてなかなか持てない人工乾燥機を自前で所有し、北海道の原生林から切り出された樹木を、長年のデーターに基づいて極限まで乾燥させて歪むことのない木材から作り出すという稀な作家さんです。

この行為や技術が勝水喜一さんの木工家としての根底を支えています。

なぜなら、大自然の中で数百年にわたって育くまれた大木であっても、割れや捻りや腐れなどがあれば、木材としての利用価値は低くなり、大半はパルプ工場に直行することになりますが、勝水喜一さんは逆にそれが、その木の持つ個性と見極めて材料にすることができるからです。

木材工場で乾燥した木材を購入するよりも、はるかにコストや労力はかかりますが、「木」の個性を失うことなく作品にダイレクトに活かせる最良の手段を勝水さんは選択しているのです。

大工の経験がある勝水さんはカンナやノミ、ノコギリといった木工道具の扱いもハイレベルで、特にテーブル作品にそれが結実しています。

勝水さんのテーブルは気高くありながら、なんとも言えない優しさを醸し出しています。北海道の大自然に育まれた木だからこそ持ちえる包容力なのかもしれません。

触っているだけで嬉しくなるテーブルです。

勝水喜一さんが近年取り組んでいるのが、ノコギリによる造形。

上の写真はノコギリによる造型です。一見するとノミで掘ったもののように見えますが、よく見るとノコギリの痕跡が見て取れます。

どのようにすれば、ノコギリだけでこのような形が出来上がるのか?不思議です。

会場でご覧になって考えてみてください。

誰もが思いつかないこと、大変だからと諦めてしまうこと、そういうことに信念を持って追求するのが木工家勝水喜一さんです。

(展示作品は全て販売いたします。)

 

Kazuhiko Kudo, a Japanese potter in Hokkaido

Kazuhiko kudo introduction in English by The Tripout.


ウラヤマクラシテル

http://urayama.org/

工藤和彦のインスタグラム

《個展・企画展情報》
個展*ギャラリー天心(兵庫)
10月30日から11月9日




《今後の個展/企画展情報》
  • 企画*暮らしのうつわ花田(東京)
    2020年1月下旬〜
  • 企画*ウラヤマクラシテル(旭川)
    2020年4月中旬〜
  • 個展*ギャラリー唯(京都)
    2020年4月28日〜5月17日
  • 個展*西武池袋アートギャラリー(東京)
    6月3日〜6月9日
  • 企画*ウラヤマクラシテル(旭川)
    2020年7月中旬〜
  • 個展*札幌三越アートギャラリー(札幌)
    11月17日〜11月23日
  • 企画*ウラヤマクラシテル(旭川)
    2020年9月下旬〜
  • ※展覧会の日程は変更がありますので、ご注意ください。


  • 工藤和彦のホームページ
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