作ったものが売れるという高校生の驚き

  僕が通っていた高校での文化祭に、所属していた美術部陶芸班では1年かけて作った作品を販売するのが恒例でした。どんなに大きな壷でも、大皿でも1000円以内の価格で販売する事をルールにしていました。湯呑だったらせいぜい300円ぐらいです。しかし、部活顧問の先生達は美術や建築を教えているような教職員なので作品のレベルの高さはプロ並です。だから、文化祭初日には校門が開くと地域の主婦達がいいものを手に入れようと殺到する人気の催しになっていました。
 
 先生達の大量の作品に混じって僕の作った湯吞とか花入なんかも並べて販売されました。それも飛ぶように売れていきました。当時はバブルの絶頂期でしたが、あっという間に売れて行く様子は高校生には衝撃的でした。
「僕が作りたくて作ったものを、喜んで買ってくれる人がいるんだ!」という現象を目の当たりにした訳です。

 文化祭が終わってしばらくたって僕が小田原市役所に行ったら、なんとロビーに文化祭で売った一輪挿しがなにげに置いてあるのを見つけました。一輪差しには花が活けられています。何とも不格好なものだったので印象深い作品でした。
 「買ってくれた人は、こうして僕の知らない所で使ってくれているんだ」という事実も知りました。

 「自分は陶芸家になれる」という思い込みをいっそう強くした出来事でした。
 あの時に再会した一輪挿しの姿を今でも思い出します。
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Kazuhiko Kudo, a Japanese potter in Hokkaido

Kazuhiko kudo introduction in English by The Tripout.


ウラヤマクラシテル

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《個展・企画展情報》
工藤和彦 蝦夷のうつわ展
ウラヤマクラシテル【旭川】
8月31日〜10月8日




《今後の個展/企画展情報》
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  • 企画*山椒(北海道・弟子屈)
    『和菓子とお茶のうつわ展』
    10月6日〜14日
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  • 企画*三溪園(横浜)
    『手仕事に遊ぶ錦秋』
    10月12日〜14日
  • 企画*若王子倶楽部左右(京都)
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    『和菓子とお茶のうつわ展』
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  • 個展*ギャラリー庵(茨城)
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  • 個展*鉄の扉(仙台)
    11月15日〜21日
  • 企画*アートスペース油亀(岡山)
    『朝ごはんオーケストラ』
    11月23日〜12月25日

  • ーーーー2019年ーーーー

  • 企画*暮らしのうつわ花田(東京)
    1月下旬
  • 企画*アートスペース油亀(岡山)
    『コーヒーのための器展』
    2月9日〜3月24日
  • 個展*花のアトリエこすもす(金沢)
    3月9日〜17日
  • 個展*仙台三越美術画廊(仙台)
    3月27日〜4月2日
  • 個展*ギャラリー唯(京都)
    4月下旬から5月上旬
  • 個展*西武池袋美術画廊(東京)
    6月5日〜11日
  • 個展*たいせつ倶楽部(北海道:上川町)
    6月12日〜23日
  • 個展*ギャラリー集(兵庫)
    6月15日〜23日
  • 企画*粋人館(北海道:愛別)
    8月10日〜12日
  • 個展*札幌三越美術画廊(札幌)
    9月17日〜23日
  • 個展*アオキ画廊(小田原)
    10月30日〜11月4日
  • ※展覧会の日程は変更がありますので、ご注意ください。


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