ハリケーンスパイラル

8月3日からいよいよ東京、六本木 AXISにある
サボア・ヴィーブルさんでの工藤和彦個展が始まります。

サボア・ヴィーブルさんでの個展(以下サボア個展)は2002年が始めで、
かれこれ、お付き合いも10年となりました。

今回の展覧会の案内状は写真家の木村文吾さんに撮影頂きました。
スッキリと碗が2個
こちらです。



おや!と思った方はスゴイ!

この構図は2002年のサボア個展第1回目の案内状の構図と同じなんです。
それはこちらです。

 

映っている碗も黄粉引と刷毛目。
手法も技法も粘土も焼き方もさほど変わりません。

しかし、当然ながらまったく同じではありません。

物事はたいてい年月をかけて回っています。
太陽の周りを回る地球。
木が育ち、大木になって倒れ、朽ちて土となって、森の木々を育てる循環
幼虫からさなぎへ、そして蝶になり、交尾して卵を産んで死す、生命を繋ぐサイクル。

森羅万象が変容しながら循環するのです。
ただ、その循環は円のようにまったく同じように、元に戻るのではなく、
スパイラル(螺旋構造)のようになっているのでしょう。
それによって、物事は進化して行く訳です。

最近の研究では宇宙は誕生してから、どんどん膨張していると言います。
ですから、螺旋構造はどんどん大きな軌道を描いていく
ハリケーン型スパイラルになっているのかもしれません。

今回、碗を作る時そんな事を考えました。

粘土の玉が、蹴りロクロの回転と、手のひら、指の力によって少しずつ広げられ
下から上に向かって碗のかたちになって行きます。
まさにハリケーン型スパイラルだなーと

碗の中に宇宙を作っているんだという感覚を持ちました。

毎度同じような事を続けていても10年で一段上がって
次の10年を大きな軌道で回ってみたい。
そんな願いをもった今回の個展です。

3日、4日、5日、6日は会場に工藤がおりますので、
お気軽にお話しかけ下さい。話し好きです。

2012年8月3日〜11日
サボア・ヴィーブル
東京都港区六本木5−17−1 AXIS 3階
TEL 03-3585-7365
 営業時間 11:00-19:00
<< スタジオバンナ ティコムーンナイトの様子 | main | サボア・ヴィーブル 初個展の思い出 その1 >>
Kazuhiko Kudo, a Japanese potter in Hokkaido

Kazuhiko kudo introduction in English by The Tripout.


ウラヤマクラシテル

http://urayama.org/

工藤和彦のインスタグラム

《個展・企画展情報》
個展*ギャラリー天心(兵庫)
10月30日から11月9日




《今後の個展/企画展情報》
  • 企画*暮らしのうつわ花田(東京)
    2020年1月下旬〜
  • 企画*ウラヤマクラシテル(旭川)
    2020年4月中旬〜
  • 個展*ギャラリー唯(京都)
    2020年4月28日〜5月17日
  • 個展*西武池袋アートギャラリー(東京)
    6月3日〜6月9日
  • 企画*ウラヤマクラシテル(旭川)
    2020年7月中旬〜
  • 個展*札幌三越アートギャラリー(札幌)
    11月17日〜11月23日
  • 企画*ウラヤマクラシテル(旭川)
    2020年9月下旬〜
  • ※展覧会の日程は変更がありますので、ご注意ください。


  • 工藤和彦のホームページ
    Twitter
    Facebook
    mail

                
    記事