名前があるのは嬉しい!

 旧旭川温泉という、どでかい建物をどのように活用しようか考えるのはとても楽しい。
 毎日、毎日眺めては計画を練っている。
 子どもの頃からモノ作りが好きで陶芸家になったようなものだが、これほどワクワクさせるモノ作りに出会えたのは幸運だと思う。

 とにかく散乱した空間の掃除から初めているが、途方もない作業だ。

 それにしても、モノを作る時には出来上がるものに名前をつけたい。
 名前が決まっていないと、いつまでたっても旧旭川温泉という呼び方になってしまう。

 しかし、いろいろ考えてはみるものの、どうしてもしっくりしたのが思い浮かばない。
 こういう時には、学識ある方の助言を聴く事が一番!という事で宗教学者の正木晃先生に命名をお願いした。

 正木晃先生は日本密教、チベット密教の研究者で、多くの著書やテレビ出演などで広く世間に知られている方です。
 知り合うきっかけとなったのは正木晃先生の著書「マンダラとは何か」(NHKブックス)を拝読した折に、その解釈の中にアール・ブリュットとの共通点を見いだしたので、その疑問を正木先生に問い合わせたのが、お知り合いになったいきさつです。
 アートディレクターをした「アロイーズ」展では講演をしていただきました。
 正木先生のお話を聞くたびに、密教の魅力に気がつきます。

 正木先生は胎蔵曼荼羅(たいぞうまんだら)金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)両界の中心におられる大日如来にちなんで「バンナ」と命名下さいました。これは、ありとあらゆる世界、宇宙そのものを表す意味を持っているそうで、漢字では「鑁阿」となります。
 
 ありとあらゆる世界が交錯する表現の拠点=「スタジオバンナ」

 「スタジオバンナ」とてもいい響きです。良い名前を頂きました!
  名前があるのは嬉しい!


      

<< WEARCH 私たちの架け橋 | main | 『スタジオバンナ企画 tico moon ナイト』 >>
Kazuhiko Kudo, a Japanese potter in Hokkaido

Kazuhiko kudo introduction in English by The Tripout.


ウラヤマクラシテル

http://urayama.org/

工藤和彦のインスタグラム

《個展・企画展情報》
個展*ギャラリー天心(兵庫)
10月30日から11月9日




《今後の個展/企画展情報》
  • 企画*暮らしのうつわ花田(東京)
    2020年1月下旬〜
  • 企画*ウラヤマクラシテル(旭川)
    2020年4月中旬〜
  • 個展*ギャラリー唯(京都)
    2020年4月28日〜5月17日
  • 個展*西武池袋アートギャラリー(東京)
    6月3日〜6月9日
  • 企画*ウラヤマクラシテル(旭川)
    2020年7月中旬〜
  • 個展*札幌三越アートギャラリー(札幌)
    11月17日〜11月23日
  • 企画*ウラヤマクラシテル(旭川)
    2020年9月下旬〜
  • ※展覧会の日程は変更がありますので、ご注意ください。


  • 工藤和彦のホームページ
    Twitter
    Facebook
    mail

                
    記事