気合いだ!めし碗

 今日は「めし碗」をつくりました。工房にロクロで引いた100個の「めし碗」が並びました。冬は乾燥も早く、しばらくするとすぐに高台を削れるので作業も効率的です。というか、急がされてくたくた。

「めし碗」は暮らしのうつわの中で一番使われる頻度の高いものです。ですから、持ちごこち、食べやすさ、ご飯を盛った時の見栄え、など考えて作っています。

 余談になりますが、最近は高台の無い茶碗が北欧のデザインの影響なのかよく見かけます。個人的な見解ですが、あれは指が底にスッと入らないので持ちにくく、僕には「めし碗」としては理解しがたい形状です。「茶碗を持って、食べる」これが日本の心!

 僕の住んでいる周囲には一面の田んぼが広がっています。(今は雪原です)この地域の米はなんと食味で日本一となった地域なんです。あの新潟のコシヒカリよりうまいとされた米なのです。冷たい大雪山の伏流水によって米に、よりでんぷん質が増えておいしくなるそうです。北海道米も進化しています。

 それにしても、近年は、日本人の米離れが指摘されています。確かに食の西洋化でパン食も増えて来ました。この状況を打開しようと、ご飯だけでなく米粉などに加工される試みもされるようになってきています。(そう言えば、米からパンを作るホームベーカリーの登場にはビックリしました。)お米からバイオエタノールを作るというものまであります。

 まあ、TPP、農業政策とか、なんだかかんだか今も政治家が国会で言っているけども、いずれにしても良い事にはなりそうもなしです。まずは「日本人が作ったおいしいお米を、日本人が頂く」その心が僕は大切だと思います。今晩から「おかわり」をしましょう。

 ということもあって、、、、めし碗を作る時には特に気合いが入ります。

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Kazuhiko Kudo, a Japanese potter in Hokkaido

Kazuhiko kudo introduction in English by The Tripout.


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