粋人館企画『北の雅』展

期間:8月11日(土)〜 8月13日(月)
   11:00  〜 18:00
場所:粋人館
   〒0781405
   北海道上川郡愛別町本町174
   tel 01658-6-5077
   WEB 粋人館

花:角島泉 うつわ:工藤和彦  2017年粋人館にて撮影

 

旭川のお隣の愛別町の中心街にある「粋人館」は銀座のサロン・ド・慎太郎の矢部慎太郎オーナーが世界各地で目利きした“慎太郎好み”の骨董や現代作家のうつわを取り入れた割烹料理のお店です。
90年以上にもなる邸宅を温故知新の感覚で改装し、料理には安全安心の地元の食材をふんだんに使い、しかも目を疑うようなリーズナブルな価格を実現させています。
まさに矢部さんの故郷・愛別町への想いが詰まったどこを探しても見つからない料理店になっています。
この粋人館では、工藤和彦のうつわもたくさんお使いいただいています。
毎年、お盆の時期に行われる「北の雅」展は、矢部慎太郎さん監修のもとで、陶芸家 工藤和彦 雪ノ浦裕一さん フラワーアーティスト 角島泉さんによって『北海道での雅(みやび)』を探る展覧会です。
今回で3回目となり、さらにパワーアップ!矢部慎太郎さんが、日本、世界各国で集めに集めた骨董の数々を一挙に展示、販売いたします。
会期中は大変混み合いますので、粋人館でのお食事をご希望の方は早い時間帯にご来店頂くか、ご予約をお済ませの上でごゆっくりご鑑賞下さい。 工藤和彦の定番のうつわは黄粉引、白樺ホワイト、緑粉引といった作風で小皿から尺皿まで、豆鉢から大鉢まであります。 また、旭川の工藤和彦直営店『ウラヤマクラシテル』で現在開催中の「ちっちゃい花入いっぱい展」から、様々な形のものを特別選抜して展示に加えます。
会場には全日工藤が在廊しております。
暑い日が続きましたが、ようやくさわやかになってきた北海道の夏!おでかけください。お待ちしております。

 

粋人館
〒0781405
北海道上川郡愛別町本町174
tel 01658-6-5077
WEB

工藤和彦(陶)+川北成彦(吹きガラス)展(川越)

期間:7月26日(木)〜 8月5日(日)

場所:はるり銀花

       〒350-0063

       埼玉県川越市幸町7-1 

       陶舗やまわ2F

       TEL&FAX/049-224-8689

       営業時間/10:30〜18:00

     (水曜日は17:00まで)


吹きガラスの川北さんと工藤和彦との2人展になります。

会場の【はるり銀花】さんは川越の古い町並みの中にある陶器店「やまわ」2階にある知るひとぞ知る隠れ家的なお店です。


川越観光も合わせてお楽しみください。


工藤和彦 作陶展(札幌/青玄洞)

期間:7月26日(木)〜 7月31日(火)
場所:青玄洞
   札幌市中央区南2条西24丁目1-10
   tel/fax 011-621-8455

北海道の中でもうつわの専門として知られる「青玄洞」(せいげんどう)での個展です。
工藤和彦の代表的な作風である「黄粉引」(きこひき)はオーナーである太田さんが初個展の折に命名してくれました。
とても縁の深いお店での今回の個展では、近年取り組んでいる花器を中心に定番の食器の数々を揃えました。
花器においては粒子の細かい剣淵粘土に粗い砂粒をふんだんに入れて、信楽の粘土を彷彿させるような肌合いにチャレンジしています。信楽で陶芸の修行をした僕にとって、その感触は懐かしいものです。北海道のやきものを考える上でも試してみたいものでした。ぜひ、手にとってご鑑賞いただきたいものです。
定番のうつわは黄粉引、白樺ホワイト、緑粉引といった作風で小皿から尺皿まで、豆鉢から大鉢まであります。
また、旭川の工藤和彦直営店『ウラヤマクラシテル』で現在開催中の「ちっちゃい花入いっぱい展」から、様々な形のものを特別選抜して個展に加えました。
26日、27日、28日は工藤が会場におります。
気温が高い日が続きますが、それでもさわやかな北海道の夏!おでかけください。お待ちしております。

 

工藤和彦 作陶展(はこだて工芸舎)

期間:7月20日(金)〜 7月31日(火)
場所:はこだて工芸舎
   〒040-0053
   函館市末広町8-8
   tel/fax 0138-22-7706
はこだて工芸舎での展覧会では、近年挑み続けている「緑粉引7寸輪花皿」の完全習得を目標に取り組みました。
この「緑粉引7寸輪花皿」は形の成形が非常に難しく、完成品が20%ほどの超難関であるばかりか、「緑粉引」という黄粉引や白樺ホワイトなどと一緒に焼成できない種類に属しています。
しかしながら、そのフォルムと色合いを気に入ってくださるお客様も多くあるのも現状です。
「緑粉引7寸輪花皿」の成形方法を見直して、今回の展覧会のために制作したところ、なんと90%まで完成率を上げることに成功しました。
ちなみにあとの10%は凡ミスです。
この「緑粉引7寸輪花皿」で「函館名物のイカ刺し」を是非ご賞味ください。
色合いも、形も、バッチリです!
展覧会では「緑粉引7寸輪花皿」以外にももちろん様々なうつわを展示販売しています。
お手にとって、一つ一つご鑑賞ください。
25日には会場に工藤がいる予定です。
はこだて工芸舎
〒040-0053
函館市末広町8-8
tel/fax 0138-22-7706

工藤和彦 ちっちゃい花入いっぱい展(旭川)

期間:7月20日(金)〜 8月27日(月)
   ※火曜日・水曜日・木曜日は定休日
場所:ウラヤマクラシテル
   〒071-8171
   北海道旭川市東山2857-46
   TEL 050-1351-3978
   URL: http://urayama.org/

近年になって、花を生けるのがとっても楽しいです。
自然豊かなところに住んでいても、意識がなければ小さな花には目が止まりません。


花を生けることで、「小さな花」「一枚の葉」「枯れた枝」など、私たちの手の届くところにも、たくさんの素晴らしい贈り物があることに気がつかされます。
花を生けるということは「活かす」ということに繋がります。
私たちと同じように、花を活かすのには水がなくてはなりません。
当然ながら花にとって、水を蓄える花入はとても大事な物なのです。


今展では花が花入を選べるように、たくさん様々な花入を作ってみました。
色は、黄粉引、緑粉引、白樺ホワイト、焼締、黒釉などで、形も砧(きぬた)、瓶子(へいし)、鶴首(つるくび)、下蕪(しもかぶら)、中蕪(なかかぶら)、華瓶(けびょう)、瓢箪(ひょうたん)、筒(つつ)、短頸壺(たんけいこ)、長頸壺(ちょうけいこ)などなどの伝統的な形から、、、、UFO型まで、ありとあらゆる物があります。
服を選ぶように、花の気持ちになって花入を選んでみてはいかがでしょうか。
『花も自分も花入も活かす』
花を生けるということはとっても楽しいのです。


工藤和彦


入場無料  ※ 展示品は即売しております。

ウラヤマクラシテル
〒071-8171
北海道旭川市東山2857-46
TEL 050-1351-3978
※火曜日・水曜日・木曜日は定休日

 

ウラヤマクラシテル「勝水喜一展」

工藤和彦が運営するギャラリーのウラヤマクラシテル企画展

「木工」を超絶技法で探求する「勝水喜一展」

6月25日(月)までとなりました。

23日(土)24日(日)

勝水喜一さんが在廊いたします。

勝水さんと直接話しができる貴重な機会ですので、是非お越しください。

 

 

北海道東部の阿寒町に在住の木工家勝水喜一さんは、個人の作家ではコストがかかり過ぎてなかなか持てない人工乾燥機を自前で所有し、北海道の原生林から切り出された樹木を、長年のデーターに基づいて極限まで乾燥させて歪むことのない木材から作り出すという稀な作家さんです。

この行為や技術が勝水喜一さんの木工家としての根底を支えています。

なぜなら、大自然の中で数百年にわたって育くまれた大木であっても、割れや捻りや腐れなどがあれば、木材としての利用価値は低くなり、大半はパルプ工場に直行することになりますが、勝水喜一さんは逆にそれが、その木の持つ個性と見極めて材料にすることができるからです。

木材工場で乾燥した木材を購入するよりも、はるかにコストや労力はかかりますが、「木」の個性を失うことなく作品にダイレクトに活かせる最良の手段を勝水さんは選択しているのです。

大工の経験がある勝水さんはカンナやノミ、ノコギリといった木工道具の扱いもハイレベルで、特にテーブル作品にそれが結実しています。

勝水さんのテーブルは気高くありながら、なんとも言えない優しさを醸し出しています。北海道の大自然に育まれた木だからこそ持ちえる包容力なのかもしれません。

触っているだけで嬉しくなるテーブルです。

勝水喜一さんが近年取り組んでいるのが、ノコギリによる造形。

上の写真はノコギリによる造型です。一見するとノミで掘ったもののように見えますが、よく見るとノコギリの痕跡が見て取れます。

どのようにすれば、ノコギリだけでこのような形が出来上がるのか?不思議です。

会場でご覧になって考えてみてください。

誰もが思いつかないこと、大変だからと諦めてしまうこと、そういうことに信念を持って追求するのが木工家勝水喜一さんです。

(展示作品は全て販売いたします。)

 

工藤和彦 うつわ展 姫路:ギャラリーとーく

期間:6月14日(木)〜 6月20日(水)
場所:ギャラリーとーく
   〒670-0933
   兵庫県姫路市平野町58
   TEL 079-288-4037

今年、5月の下旬に登り窯を焚きました。 今回は荒々しい土味の表現に取り組んでみました。
16歳の時に信楽の焼き物と出会ったことは、僕にとって衝撃的でした。
あれから32年の歳月が経ちますが、僕の焼き物の骨格となっている部分はやはり信楽の土味だと思います。
鎌倉中期に北海道では焼き物の文化が途絶えましたが、もしその時に信楽から北海道に陶工がやってきたらどういうものを作るのだろう?
そんな事を考えつつ、創作に励みました。
信楽焼特有の石ハゼを彷彿させるように、粘土の中に石を砕いて作った砂を混ぜました。
北海道の大地の力強いエネルギーが醸し出されればという望みを持って、2日間登り窯で焼いてみると、
独特な粉引の風合いになりました。思いがけない収穫です。
ぜひ、会場でご覧になってください。
また、定番の器の数々も展示販売いたしております。
展覧会初日14日は会場に工藤が在廊を予定しています。

お気軽にご来場ください。

ギャラリーとーく
〒670-0933
兵庫県姫路市平野町58
駐車場 平野町パーキング
No.8.10.23
大橋駐車場とーくパーキング
No.15.16.17.18.20.23

工藤和彦 作陶展 東京:西武池袋本店アートギャラリー

期間:2018年6月6日(水)〜 6月12日(火)
場所:西武池袋本店 西武アートギャラリー
   〒171-0022
   東京都豊島区南池袋1-28-1
   6階(中央B7)
   Tel:03-3981-0111
   [月〜土]午前10時〜午後9時
   [日・祝休日]午前10時〜午後8時
   最終日午後4時まで
西武池袋本店アートギャラリーでの個展も4回目となりました。
今回は直前に登り窯を炊き、荒々しい土味の表現に取り組んでみました。
北海道の大地の力強いエネルギーが醸し出されればという望みを持って、粘土に混ぜる砂を大きくしました。
焼きあがってみると信楽特有の石ハゼを彷彿させるような粉引の表情となっています。
大地を雪が覆う北海道の冬の情景が広がっていて、独特な粉引の風合いになりました。思いがけない収穫です。
ぜひ、会場でご覧になってください。
また、定番の器の数々も展示販売いたしております。
期間中は会場に工藤が在廊を予定しています。お気軽にご来場ください。 (19時以降は不在の場合がございます)
 
西武アートギャラリー
〒171-0022
東京都豊島区南池袋1-28-1
会場:6階(中央B7)
Tel:03-3981-0111
[月〜土]午前10時〜午後9時
[日・祝休日]午前10時〜午後8時
最終日午後4時まで

工藤和彦作陶展 京都:ギャラリー唯

期間:4月17日(火)〜 4月29日(日)

場所:〒606-8344
   京都市左京区岡崎円勝寺町91
   岡崎神宮道グランドヒルズ1階
   Tel:075-752-0348
   午前11時00分〜午後5時30分
   最終日午後5時まで

   23日(月)定休日

 

 

京都の中心、平安神宮の近くにあるギャラリー唯さんでの個展です。
目の前には朱色の大鳥居がそびえ立っています。

おかげさまで、近年では京都の老舗料亭からも器のご要望があり、工藤和彦の器を使っていただけるようになりました。
京都の料理店で器を使っていただけるようになるということは器を作っているものとして、とっても光栄なことです。
今回の展覧会では、家庭で使いやすいうつわからプロ好みのものまで揃えます。
お楽しみ下さい。
なお、初日17日は工藤が在廊いたします。

※23日(月)はギャラリーの定休日ですのでご注意ください。

 
ギャラリー唯
〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町91
岡崎神宮道グランドヒルズ1階
Tel:075-752-0348
午前11時00分〜午後5時30分
最終日午後5時まで

北海道の陶芸家にとって一番恐れること

今回の冬はなかなか手強い。

日本海沿岸の地域は特に雪が多くて大変な様子が報道されており、同じ雪国に住む者としてはそのご苦労が身にしみます。

どうか無事にお過ごしいただきたい。

どうしようもない自然の猛威の中では、ただただ春の訪れを祈るしかありません。

 

旭川も今回は雪がとっても多くて困っています。

北海道に移り住んで25年近くなりますが、これほど雪が多くて寒いのは経験がありません。

家の周囲は除雪した雪がすでに2メーターを超え、壁のようになってしまいました。

この雪が溶けるのはいったいいつ頃になるのでしょうか?

 

旭川で最も寒い時期はだいたい1月下旬から2月中旬までです。ちなみに明治35年(1902年)1月25日、旭川でマイナス41度。これが日本の観測史上の最低気温となります。

 

近年ではそこまで下がることはありませんが、マイナス27度ぐらいまでは下がります。

当然、寒いと色々困ることがあります。

一番、恐れることは「凍る」ということ。

一般的に冷凍庫の温度はマイナス18度ですが、これより下がる日が旭川の冬には何度もあります。

だから水道設備などには寒冷地仕様というものがあって、寒いときには水道菅から水を抜きます。

水分は凍結すると膨張するので、金属で出来た菅と言えども破壊されるからです。

北海道に移住したばかりの頃は、このことがよく理解できずに、湯沸かし器を何度も破裂させてしまいました。

 

日本の中で最も寒い地域で陶芸をするということは、実際にやってみると過酷です。

北海道に焼き物の産地が形成されなかった理由の一つにもなると思います。

 

北海道の陶芸家にとって一番恐れることは、「凍る」ということです。

粘土には30%ほど水分を含んでいて、これによって自在に形を変化させられるのですが、その水分が凍ってしまうとどうなるでしょう。

 

このようになります。

 

 

先日の朝、作業場に行くとストーブが消えていて、、、、マイナス15度。

作業場全体が一晩で凍りました。

粘土も釉薬も全てカチコチ。

当然、数日前から制作していた乾燥前のうつわは全て凍りました。

 

 

粘土の中にある水分が凍って、表面に出てきています。

作業場を急速に温めて、解凍するのに半日。

 

 

凍った水分が解け始めると、どんどん形が崩れて行きます。

 

 

結局300個ほどダメにしてしまいました。

唯一の救いは、また練って粘土にできるということです。

 

北海道に移住して25年。油断していました。

 

僕が目指すのは北海道の自然とともにある「北海道のやきもの」。

自然から恩恵を受けながらも、常に、あるがままの自然が持つ厳しさとも対峙できるように日々、精進を積み重ねて行かなくてならないことを痛感しました。

 

ちなみに経験上、凍結を防ぐのは断熱効果を高めた上でオイルヒーターを使用するのが最適です。

灯油のストーブだと、燃料切れで止まってしまうこともあります。(経験済み)

ただ、今回のようにブレーカーが落ちるとオイルヒーターも万全とは言えませんので注意が必要です。

 

Kazuhiko Kudo, a Japanese potter in Hokkaido

Kazuhiko kudo introduction in English by The Tripout.


ウラヤマクラシテル

http://urayama.org/

工藤和彦のインスタグラム

《個展・企画展情報》
ちっちゃい花入いっぱい展
ウラヤマクラシテル【旭川】
7月20日〜8月27日



粋人館企画「北の雅展」
粋人館【北海道・愛別町】
8月11日〜8月13日




《今後の個展/企画展情報》
  • 企画*SARA(ニューヨーク)
    9月20日・21日・22日
  • 企画*ポエティカ工芸展(北海道・長沼町)
    9月21日〜29日
  • 企画*手仕事に遊ぶ錦秋(横浜)
    10月12日〜14日
  • 個展*ギャラリー庵(茨城)
    11月1日〜19日
  • 個展*鉄の扉(仙台)
    11月14日〜20日
  • ※展覧会の日程は変更がありますので、ご注意ください。


  • 工藤和彦のホームページ
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